MANGA SICK
NUM-HEAVYMETALLICより
薄暗さや重苦しさを感じさせる曲の多いアルバムの中で、淡々としたメロディと乾いたボーカルが存在感を放つ。
ナンバーガールの曲に登場する少女・女性達は、皆ある種の色気を感じさせるように思うが、この曲の「彼女」はどうも子供である。この妄想系恋愛脳、共感も同情も自分にはし難いが、「わかってしまった」結末は、やはり寂しいと思うのだ。
ナンバーガールで珍しく、タイトルに妙を感じる。
あの子の本当を俺は知りません。あの子の嘘も俺は知らない。あの子の本当を知らない。あの子の嘘も嘘も俺は知らない。
恋なんてなんするの 恋なんてどうなるの
愛してるって誰に言う 愛してるって誰が言う?