2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Honnoji

ZAZEN BOYS ZAZEN BOYS4より 「本能寺で待ってる!!!」 ひとつのキラーワードを主軸に展開する系の曲が好きだ。意味不明な文字列であったり、極めて小規模的な状況・心理であったりを、全力で歌う、不一致感が楽しい。 ド頭、冒頭のフレーズからのセッショ…

SENTIMENTAL GIRL’S VIOLENT JOKE

NUMBER GIRL URBAN GUITAR SAYONARAより さらって とあの娘はいった イントロから最後まで、ジリジリとした、緊張感と不穏さをまとう。 シャウトポイントもあまり無く、比較的大人しい曲なのに、聴いていてなんだか落ち着かない。後ろめたい。 間奏からラス…

EIGHT BEATER

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICTより イントロでテンションがブチ上がる。最初のチューニング?ノイズ?から含めての醍醐味。 ジャッキジャキの演奏が衝動的でまさしくロックンロール。 この曲に限ったことではないが、言い回しの独特さと、ぶ…

空洞です

ゆらゆら帝国 最後のオリジナルアルバム。 ゆら帝の他のアルバムとは一線も二線も画す、怪作。 エフェクトがかったボソボソ声のボーカルと、延々とフレーズが繰り返されるサウンドは、抑揚がなく、まるで妄想世界のよう。 収録曲のタイトルの並びが面白い。…

我起立唯我一人

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL BYE BYEより アイスタンドアローンと読むそう。 珍しい、ストレートなバラード?ソング。 つまづいて、立ち上がって、歩き出す。よく見るような言葉の並び、終始スローテンポ、らしくないと言えばらしくないような。 しかし、向井秀…

TATOOあり

NUMBER GIRL SAPPUKEIより ヤったあの子の刺青の模様が忘れられんよ、いう曲。 ZEGEN VS UNDERと並んで、SAPPUKEIを象徴する曲だと思う。 ギターソロがたまらん。ギラギラ。 「瞬きと瞬きの合間 に 広がる あいまいで はっきりした 映像」 妄想と残像と現実…

CIBICCOさん

NUMBER GIRL NUM HEAVYMETALICより 前半と後半で別の曲かというくらい調子が変わるのが面白い。 後半のギターリフが耳に残る。 九州弁が楽しめる曲。なんばしよんの? ガキどもが遊んどる こんな狭い公園で 野球なんて、無理やりやん こんな狭い 都市型の公…

FIGHT FIGHT

NUMBER GIRL NUM-AMI-DABUTZより CD音源だとなんやこれって思ったけど、ライブ映像見たらめちゃくちゃかっこよかった。 曲間のブレイクで向井秀徳の味わい深いMCを楽しめる。 提供はぁ、 アサヒぃ、 スーパードライっ viewsicにてぇ、 オンゲヤス(お送りし…

OMOIDE IN MY HEAD

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL BYE BYEより 名曲。 現実 残像 忘れる。 思い出す。 阪急電車で聴いている時、夕陽の眩しさが痛かった。 まぼろしにとりつかれたオレを 突き飛ばせ そして どこかに 捨てちまえ

センチメンタル過剰

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL BYE BYE 素朴な歌詞とメロディーがいい。 女子学生どんだけ好きなんだ。 しかし気持ちはわかる、制服着たミドルティーンの女の子になんか言いようのない感情を惹起させられるあの現象なんなんだ。憧憬というか 引け目というか畏怖?…

桜のダンス

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICTより ひとことでいうと青春。 この横溢を包んで欲しいと思った。 わたしは海を抱きしめていたい 交差点でオレはイマイチだった 泣きたくなるくらい狭い中に入るのはよそうと思う

IGGY POP FUN CLUB

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL BYE BYEより ピョンピョン跳ねたくなるようなギターから始まる。 どことなく憂いげなボーカル、うかぶ夕暮れ時の情景。ノスタルジーに沈み込みそうになる。 「君」に聴かせたイギーポップは、自分は聞いたことが無い。想像に留めて…

ABSTRACT TRUTH

NUMBER GIRL SAPPUKEIより 「一升瓶」「禅問答」の連呼からの歌い出し。不似合いな組み合わせが退廃的である。気怠い、ゆるめの曲かと思えば、一転する。 「正解はない 赫点もない 答えは求めない 先生、狂ったオレですか?」 何かのインタビューで、向井秀…

性的少女

NUMBER GIRL NUM-HEAVYMETALLICより イントロから地を這うように一定のフレーズを刻むベースに、押し殺すような、噛みしめるようなボーカル。ジリジリとした感覚がたまらない、と思う。しかして、爆発する。 「起きると部屋には誰もおらん 知らない誰かの吸…

MANGA SICK

NUMBER GIRL NUM-HEAVYMETALLICより 薄暗さや重苦しさを感じさせる曲の多いアルバムの中で、淡々としたメロディと乾いたボーカルが存在感を放つ。 ナンバーガールの曲に登場する少女・女性達は、皆ある種の色気を感じさせるように思うが、この曲の「彼女」は…