2019-01-01から1年間の記事一覧

★万引き家族

今更ながらAmazonプライムで観た。 うーん 序盤は名作感あったんやけど。スワロウテイルを彷彿させるような 後半、期待を超えてこなかった感 樹木希林がこの半年後くらいに亡くなったんか。中盤まで樹木希林を楽しむ映画やった。ボソボソしゃべるだけでなん…

★遥かなる山の呼び声

1980年。山田洋次監督。 零細牧場を営む未亡人・民子(倍賞千恵子)のもとへ、訳あり風の流浪の男・田島(高倉健)がやってくる。給料はいくら安くても構わないので、住み込みで働かせてくれと言う。 初めは警戒心を隠さない民子だったが、朴訥に働き、息子…

★ポスト・コイタス

京都、百万遍の交差点から北へ100メートル程。墓石屋を超えて東へ曲がると左手に見える、瀟洒な店構えのバー。 学生時代から片手で数える程しか行ったことが無いけれども、行くたびその素っ気なさに驚く。 店内には調度品や花器や灰皿やメニューの類いさえ一…

★Aマッソ

芸人さん。 最近初めてユーチューブでコントとか漫才を見て、 ええやん。 と思った。 女性の芸人は色々しがらみとか偏見とかレッテルと闘う定めやと思うけど。 ようこの感じでやってんな。すげえな。と ワードセンスええね。非常に好み。「毛沢東の嫁やん」…

★天空の城ラピュタ

これが玉座ですって?ここはお墓よ。あなたとあたしの。 数年ぶりに視聴した。 記憶より面白くておののいた。 ボーイミーツガール、悪漢(ドーラさん一味)との交流、アクション、大団円と、エンタメ要素が数え役満。こりゃ面白いわ、そりゃ面白いわ。 シー…

Tuesday Girl

NUMBER GIRL 鉄風鋭くなって より それは土曜日の夢しばい イントロの向井とひさ子さんのギターの掛け合いからもうバリ燃え。 処女を散らした火曜日のことを追憶する曲。 記憶が遠く、過去のものになってゆくほど、それは妄想だったんじゃないか。 と、表現…

Young Girl 17 Sexually Knowing

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICTより 夕暮れまでどれくらい? 家を出て、街を歩く女の子と、街並みに溶け込むオレ。 明け方は夏の匂いがする。 夕暮れも然り。 夕暮れはもう到来 くだらないことをし続ける 男はオレだった

ザゼンライブ 190621

ZAZEN BOYS TOUR MATSURI SESSION 広島クラブクアトロ 18時36分くらいに会場に着く。開演前にいい感じにフワッとしようと試みハイボール2杯飲み干したが、緊張のせいか全く酔えず。開演直前にホールに入り、最後尾の階段状になっている一角の中腹あたりに落…

Super Young

NUMBER GIRL DRUNKEN HEARTEDより いつまでも変わらない 僕ら 僕らです めっちゃくちゃシンプルなギターリフが印象的。パラルラパラルラ 一人称が「僕」の曲は、ナンバーガールでは珍しい。他にあるのかな?「オレ」の無頼な感じも好きやけど、僕もいい。 僕…

ポテトサラダ

ZAZEN BOYS すとーりーず より ポテトサラダが食べたいだけの曲。 ドラマとベースのリズム隊が土台をしっかりキメているため、コミカルな電子音と歌詞がそこに乗っても、単なるコミックソングにならない。 酒飲みが作る曲だなあ。ポテトサラダは、確かに、飲…

★子供の頃にみた夢

子供の頃に、何度もみる同じ夢があった。 自分の通う小学校の、いつもの教室に居る。 教室の後方には、壁の端から端まで備え付けられている木製の棚がある。 児童がランドセルや習字箱などを入れるためのもので、ほぼ正方形の枠が縦3×横13くらいで組まれてい…

I don’t know

NUMBER GIRL I don’t knowより あの子はひとり 漫画を読んで 笑いながら 眠ってしまった 出だしの絶叫でもう心を奪われた。 ライブでは、曲前のMCで、向井秀徳がとつとつと歌詞を呟く。アルペジオが奏でられる中。 あの娘の本当を、オレは知らない。 あの娘…

TEENAGE CASUALITIES

NUMBER GIRL DESTRUCTION BABYより どこかの誰かが加害者 どこかの誰かが被害者 イントロが印象的。切迫感。 歌詞がすごい。 主観と客観の入り混じり、というのか 穏やかさと暴力性の混在、というか 短い曲なのだが、全文を見たときにとても完成されている、…

Honnoji

ZAZEN BOYS ZAZEN BOYS4より 「本能寺で待ってる!!!」 ひとつのキラーワードを主軸に展開する系の曲が好きだ。意味不明な文字列であったり、極めて小規模的な状況・心理であったりを、全力で歌う、不一致感が楽しい。 ド頭、冒頭のフレーズからのセッショ…

SENTIMENTAL GIRL’S VIOLENT JOKE

NUMBER GIRL URBAN GUITAR SAYONARAより さらって とあの娘はいった イントロから最後まで、ジリジリとした、緊張感と不穏さをまとう。 シャウトポイントもあまり無く、比較的大人しい曲なのに、聴いていてなんだか落ち着かない。後ろめたい。 間奏からラス…

EIGHT BEATER

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICTより イントロでテンションがブチ上がる。最初のチューニング?ノイズ?から含めての醍醐味。 ジャッキジャキの演奏が衝動的でまさしくロックンロール。 この曲に限ったことではないが、言い回しの独特さと、ぶ…

空洞です

ゆらゆら帝国 最後のオリジナルアルバム。 ゆら帝の他のアルバムとは一線も二線も画す、怪作。 エフェクトがかったボソボソ声のボーカルと、延々とフレーズが繰り返されるサウンドは、抑揚がなく、まるで妄想世界のよう。 収録曲のタイトルの並びが面白い。…

我起立唯我一人

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL BYE BYEより アイスタンドアローンと読むそう。 珍しい、ストレートなバラード?ソング。 つまづいて、立ち上がって、歩き出す。よく見るような言葉の並び、終始スローテンポ、らしくないと言えばらしくないような。 しかし、向井秀…

TATOOあり

NUMBER GIRL SAPPUKEIより ヤったあの子の刺青の模様が忘れられんよ、いう曲。 ZEGEN VS UNDERと並んで、SAPPUKEIを象徴する曲だと思う。 ギターソロがたまらん。ギラギラ。 「瞬きと瞬きの合間 に 広がる あいまいで はっきりした 映像」 妄想と残像と現実…

CIBICCOさん

NUMBER GIRL NUM HEAVYMETALICより 前半と後半で別の曲かというくらい調子が変わるのが面白い。 後半のギターリフが耳に残る。 九州弁が楽しめる曲。なんばしよんの? ガキどもが遊んどる こんな狭い公園で 野球なんて、無理やりやん こんな狭い 都市型の公…

FIGHT FIGHT

NUMBER GIRL NUM-AMI-DABUTZより CD音源だとなんやこれって思ったけど、ライブ映像見たらめちゃくちゃかっこよかった。 曲間のブレイクで向井秀徳の味わい深いMCを楽しめる。 提供はぁ、 アサヒぃ、 スーパードライっ viewsicにてぇ、 オンゲヤス(お送りし…

OMOIDE IN MY HEAD

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL BYE BYEより 名曲。 現実 残像 忘れる。 思い出す。 阪急電車で聴いている時、夕陽の眩しさが痛かった。 まぼろしにとりつかれたオレを 突き飛ばせ そして どこかに 捨てちまえ

センチメンタル過剰

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL BYE BYE 素朴な歌詞とメロディーがいい。 女子学生どんだけ好きなんだ。 しかし気持ちはわかる、制服着たミドルティーンの女の子になんか言いようのない感情を惹起させられるあの現象なんなんだ。憧憬というか 引け目というか畏怖?…

桜のダンス

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICTより ひとことでいうと青春。 この横溢を包んで欲しいと思った。 わたしは海を抱きしめていたい 交差点でオレはイマイチだった 泣きたくなるくらい狭い中に入るのはよそうと思う

IGGY POP FUN CLUB

NUMBER GIRL SCHOOL GIRL BYE BYEより ピョンピョン跳ねたくなるようなギターから始まる。 どことなく憂いげなボーカル、うかぶ夕暮れ時の情景。ノスタルジーに沈み込みそうになる。 「君」に聴かせたイギーポップは、自分は聞いたことが無い。想像に留めて…

ABSTRACT TRUTH

NUMBER GIRL SAPPUKEIより 「一升瓶」「禅問答」の連呼からの歌い出し。不似合いな組み合わせが退廃的である。気怠い、ゆるめの曲かと思えば、一転する。 「正解はない 赫点もない 答えは求めない 先生、狂ったオレですか?」 何かのインタビューで、向井秀…

性的少女

NUMBER GIRL NUM-HEAVYMETALLICより イントロから地を這うように一定のフレーズを刻むベースに、押し殺すような、噛みしめるようなボーカル。ジリジリとした感覚がたまらない、と思う。しかして、爆発する。 「起きると部屋には誰もおらん 知らない誰かの吸…

MANGA SICK

NUMBER GIRL NUM-HEAVYMETALLICより 薄暗さや重苦しさを感じさせる曲の多いアルバムの中で、淡々としたメロディと乾いたボーカルが存在感を放つ。 ナンバーガールの曲に登場する少女・女性達は、皆ある種の色気を感じさせるように思うが、この曲の「彼女」は…